寝逃げのすすめ
ニュースなどを見ていると、外出できないことでストレスがたまるとのお話をよく耳にします。
私は家にいることが好きなので、家にいることでストレスはたまりませんが、その気持ちは分からなくもありません。
今まで自由に出来ていたことが出来なくなるというのは、確かにストレスがたまります。
自宅に居なければいけないことによる、イライラして困るということだけを解消するなら、私は寝てやり過ごすのが一番だと思います。
以前、寝てやり過ごすことを、誰かが「寝逃げ」と言っていました。
上手いこと言うものだと感心したものです。
私もこれまでいろいろなことがありました。
若い頃は大変なことに直面すると、気分に振り回されてしまい、上手に気持ちをコントロールできませんでしたが、今は少しだけ成長しました。
どうにもならない時には、今のところ、寝てやり過ごすことが一番いいと思っています。
ことわざにも「果報は寝て待て」とあるように、寝ていればそれだけで時間が過ぎていきます、そして、眠ってよく休養をとると、イライラが少し軽減するように感じます。
そうはいっても、そんなに寝ていられないというのも事実なので、無制限に寝るのは無理なのですが、少しでもしんどい時間を短くするのも一考かと思います。
出来るだけ長く寝るコツは、浅い眠りをだらだらと続けることです。
あまりぐっすり眠らないのです。
惰眠を続けます。
極端にいえば、眠りと覚醒との間をうろうろする感じです。
この眠りかたは、気分が重くて耐えられないときにも利用することが出来ます。
心が傷ついたりして、時間が経過することでしか解決方法がないとき、寝逃げは有効です。
状況が許されるのであれば、何日でも寝逃げをすることによって、気持ちが回復していくしんどい期間をやり過ごすします。
気持ちのいい眠りとは異なりますが、そうしているうちに、しんどい時期が過ぎて行ってくれます。
眠ることはしんどい期間をやり過ごすだけではなく、気分の回復速度を早めてくれるようにも感じました。
ふてくされて寝てしまう「ふて寝」も、そのひとつだと思うのです。
とにかくまずは寝入りましょう
だいぶ話が反れてしまいましたが、少しでも長い時間寝ていられるように工夫をしていきます。
とは言っても、今からご紹介することは、浅い眠りを持続すると言うよりは、寝入るのを手助けするような方法といった方が正しいです。
私が試したことのあるものの中から、個人的に効果があるように思えたものをご紹介します。
飲食をしてみましょう
1.ホットミルクを飲む。
2.ホットレモン(レモンとハチミツをお湯で溶かします)を飲む。
3.コーンスープを飲む。
1~3はかなりポピュラーかと思います。
4.(だいぶ気が引けますが)ラーメンを食べます。
特にあんかけがかかっていたりしてとろみがある方が、眠りやすく感じました。
これらの共通点は、お腹が膨れ、さらに温まる事です。
ラーメンの中でもとろみがある方が寝入りがしやすく感じるのは、とろみによって温かさが持続するからではないかと思っています。
ただし、ラーメンを食べる場合には、太る心配もありますし、寝入りに食べると言うことでお腹がもたれたりするので量に気をつけた方がいいです。
少しだけ五感に刺激を与えてみましょう
5.天然のラベンダーの香りがするもの(アロマオイルやドライフラワーなど)を、枕元に置く。
気持ちがほぐれるアロマオイルの紹介に、ラベンダーがあったので試してみました。
私は布で小さな小袋を作り、購入したラベンダーの花のドライフラワーを入れた匂い袋を作り、枕の下に置いたりしました。
香りが薄らいできたときには、ラベンダーのアロマオイルを振りかけたりします。
6.好きな音を流す
自然の音やヒーリング音楽など、好きな音を小さな音で流してみましょう。
YouTubeを探すと、自然音や快眠を助ける音楽などたくさんアップされていますので、私はその中から選んでいます。
特にお気に入りは、Forest of wingさんの、小川の近くで焚き火をしている状況を8時間収録した動画です。
せせらぎの音と、焚き火のパチパチはじける音とを同時に聞くことができます。
7.あたりを薄暗くする
あたりを真っ暗でなく、薄暗くします。
どうやらあまりにも真っ暗だと、逆に神経が落ち着かないみたいです。
部屋の照明に付いている常夜灯でもいいのですが、それだと明かりが直接目にあたるため、少し刺激が強いです。
足下のコンセントに差し込むLEDライトなどが、位置も、明るさもちょうどよく、寝入るのには適しているように思います。
8.玉ねぎを半分にカットしたものを、枕元に置く。
どのような理屈なのかはまったく分かりませんが、そんな話を聞いたので試してみました。
不思議なことに、速やかに寝入ることか出来ました。
ただ切ったタマネギは一日しかもたないみたいです。
もし翌日も同じ手を使うなら、新しいタマネギが必要になります。
惰眠を続けましょう
浅い眠りをだらだらと続けるためには、起きてしまったら先に記載したことを試して寝入ります。
それを繰り返すとだらだら眠ることが出来ます。
絶対にやってはいけないこと
深酒は絶対にしないということです。
多めにお酒を飲むと、すぐに眠れたりしますが、すぐに目が覚めてしまいます。
私もお酒は好きなのでついつい飲み過ぎたりしますが、酔いが覚めていくときは、目がさえてしまうことに加え、血行が悪くなるらしく、頭や足が痛くなります。
眠りたいときにはお酒はあまり飲まない方がいいようです。
どうだったでしょうか?
私の経験から得た、いろいろなことをやり過ごす方法です。
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