一年生になったら~♪・・・ともだち100人できるかな♫
と、歌にもあるとおり、友達は多い方が良い、というような雰囲気が世の中にはあると思います。
友達の定義や友達の人数は人によってまちまちだと思うのですが、50歳を越えた私が、今思うのは、多くなくても大丈夫だということです。
幸せは友達の数では決まらない
知る限りでは、友人の人数が1,2人の人から100人以上の人まで大きな幅があります。
友達が多い人の特徴は、もちろん人が好きで社交的な人があげられます。
また、連絡先を知っていれば友達だと考える人も、交友関係を広くとらえているため、友達は多いということにもなります。
客観的に見て、友達の数が多そうな人は幸せに見えます、一方で、友達の数が少なく見える人も幸せそうに見えます。
その人の性格や体力など、いろいろな面で交友関係のバランスが取れている人は、幸せに見えるものです。
行き過ぎた風潮
私は中高生の頃、友達は多い方が絶対に幸せだと思っていました。
小説を読んでも、テレビを見ても、友人は多い方が幸せなんだというニュアンスが多分に含まれていたように思います。
学園生活でクラスの中心となる人は、人気者で人望も厚い、友達がたくさんいるような人たちでした。
そんな人たちはキラキラしているようにも見えました。
私も、「人気者で人望も厚い」は無理だとしても、友達は多い方がいいなぁ、と思っていました。
そのため、いつもニコニコお愛想よくしていたものです。
今思えば、子供だったなぁ・・・と、笑ってしまいます(^-^;
でも、今の友達は多い方が良いという風潮は、少々行き過ぎているのでは?
と思うのです。
友達は多い方が良いという思い込み
先にも書いたように、小説を読んでも、テレビを見ても、お友達と仲良くしましょう、ということを世の中は推奨しているように感じます。
そもそもテレビなどは、人が集まってわいわいやることが一つの仕事でもあるので、致し方ない気もしますが、目に入るもの、耳にするものの多くが「友達はたくさん、みんな仲良く」ばかりに偏りすぎるのは、違和感(危機感)を感じます。
なぜなら、心が成長していれば、自分の中にしっかりとした基準があるので、友達が少なくても動揺することはないのですが、心が成長過程にあった場合には、感じなくていい孤独を感じたり、友達が少ない自分は魅力的ではないといった自己否定をしてしまったりするかもしれないからです。
10人の人がいれば、10通りの友達との交流の在り方があるわけで、友達が少ないのもその1つであると言えます。
それは個性なのであって、決して魅力的ではないということではないのです。
SNSは思い込みに拍車をかける
私が若い頃は、スマートフォンなどはありませんでした。
ですから、学校などから帰宅すれば、一人の時間を楽しむことがたくさんできました。
友達は多い方が良いという思い込みを持って、集団の中にいることは、孤独を感じやすくなると思うのです。
しかも、帰宅後もSNSがあると、友人とつながったまま自宅にいることにもなりかねないので注意が必要です。
四六時中、孤独を感じ、自己否定をしかねないと思うからです。
そのような毎日では、思い込みにも拍車がかかり、気持ちが疲れてしまいます。
かといって、SNSに参加しないというのも、現代社会では難しいのかもしれません。
でももし、辛くなるようなら、距離を置いても大丈夫なものです。
私の経験からいえば、友達の人数はその時々によっても変わってきます。
一人もいない時期もあれば、わりと賑やかにしているときも、長い人生の中ではあるものです。
社会に出れば、学生時代とは比較にならないくらい、日常の中の友達の人数は減ってしまいます。
私の性格もあると思いますが、特別さみしさは感じないです。
大変な世の中ではありますが、友達は少なくても大丈夫、場合によってはいなくても大丈夫です。
とりとめない記事になってしまいました。
読みづらくてすみません。
何かご参考になれば幸いに思います(^-^)
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